5月30日、幼稚園にグランパスのサッカーコーチが来てくださり、年長児さん対象にサッカーの指導をしてくださいました。幼稚園でボールあそびを体験している子どもたちですが、本格的なサッカーをするのは初めて!という子も多く、「僕、サッカー観に行ったことあるよ。」「お兄ちゃんとサッカーしたことあるよ。」とワクワクしながら今日を待っていました。
「よろしくお願いします!」元気いっぱいのご挨拶の後は、コーチの自己紹介です。それぞれのコーチがお名前を教えてくれました。「このコーチの名前、覚えた?」「かとちゃんコーチだよね?」「正解!」とコーチとも仲良くなれたところでサッカーのスタートです。
まずはウォーミングアップ。スキップや蟹さんのような横走りなどで身体をほぐしたら、一人ひとつずつボールを持って身体を動かします。足だけでボールを動かすのは意外と難しい!ついつい手で止めたり受けたりしてしまう子も。そんなときコーチは「ボールと仲良しになってね。やさしく蹴ってなるべく近くで一緒に動いてあげるんだよ。」と実際にボールを蹴りながら教えてくださいました。子どもたちもだんだんとボールと仲良しになるコツをつかんできたようです。
さくらぐみの男の子の試合。白チームと青チームの戦いです。どの子もしっかりボールを追いかけ、ボールの行く先に動くことができていました。慣れてくるとゴール前に先回りして、相手のゴールを邪魔する動きができるようになりました。キーパー役を決めずにスタートした試合だったのですが、キーパー役のお友だちが自然にできて、ゴールを守る姿がどちらのチームにもありました。
次はさくらぐみの女の子の試合。こちらもしっかりボールを追いかけ、ボールをドリブルしながらフィールドを走り回る姿が見られました。ボールが自分から離れてしまってもあきらめずに最後までボールを追いかけていく様子は、とても格好良かったです!
きくぐみも男の子の試合からスタートです。こちらのチームはみんな負けず嫌い。ボールが相手に渡ってしまうと、悔しそうにしながらも全力で走ってボールに追いつきます。どちらのチームも相手に点を取られないように夢中になってボールを追いかけていました。またボールが自分の近くに来ると、思い切り蹴って少しでもゴールの近くにボールを運べるように動いていました。とても白熱した試合でした。
最後はきくぐみ女の子の試合です。とっても試合運びがスピーディで、あっという間に点を取ったり取られたり。5点対5点という得点数が高いドロー試合でした。またこちらの試合も試合に慣れてきた頃から、守備役、攻撃役が自然に生まれ、ボールのパスもしっかり足を使ってできていました。
どちらのクラスも40分という短い時間でしたが、ボールと一緒に身体を動かす体験はとても楽しかったようで、足だけを使うというルールにも夢中になってチャレンジしました。終わった後も汗をいっぱい掻いた顔に、にこにこの笑顔を浮かべて「どうだった?かっこよかったでしょ?」「きいて。僕、2回もゴールできたんだよ。」「いっちゃんコーチ、おもしろかたよねー。」とサッカー教室の話題は尽きることがありませんでした。 植田